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SIVを組み込んだMMFの元本割れに対する懸念が・・・(サブプライム・ローン問題)

米国のMMFが元本割れする可能性が浮上してきたと報道されたとのこと、ちょっと遅れてのタイミングだけどブログで読んだ。

元本割れが懸念されているのは、ストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV)証券に投資しているMMF。MMFとは、本来、「安全性の極めて高い高格付けの公社債に投資する」ことが売りだったはずだけど・・・米国の運用会社の担当者は、SIVを「安全」だと思い込み(!?)顧客から預かった資金を購入してしまったというわけだ。

「でも、MMFでしょ?そんな簡単に元本割れすんの?」といぶかしがる向きもあるかもしれないが・・・例えば『グラの相場見通し』のnobinobiさんは、Flow of fundsから、サブプライムの谷と流動性の枯渇を垣間見るというエントリーの中で、「大手証券が破たんしたり、MMFの元本割れなどのイベントがあると、MMFの”取り付け”が起きるのかもしれない。。。」と、流動性が枯渇した現在の危機的な状況について言及されている。

極めて現金(キャッシュ)の運用に近い堅実な投資先であったはずのMMF。そのMMFが元本割れを起こすということは、運用会社にとっては、自社の信用を大きく損ねる緊急事態。だから、運用会社としても、「なんとか元本割れだけは防げ!」と、火消しの水のように大量の資金を投入しているそうだ。Bloombergの米資産運用会社がMMFてこ入れ、SIV危機に備える−BOAもという記事によると、例えばバンク・オブ・アメリカは、SIVの証券を購入したMMFに最大で6億ドル(約665億円)を注入したという。
ちなみに同記事によれば、先見の明(?)をもって、危機を回避した運用会社も存在するようだ。おなじみのMMF運用大手バンガード・グループは、リスクが高過ぎるとしてSIVの証券を回避してきたという。また、GS(ゴールドマン・サックス)はサブプライム・ローン問題がSIVに波及することを事前に予測し、SIV証券を前もって売却していたそうだ。う〜む、これはもう、ファンド・マネージャーの慧眼としかいいようがない。もしくは、非常にラッキーだったのか。。。

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MMFは、どのような時に元本割れするのか?―エンロン破綻時のケース

堅実な投資先と考えられているMMFに元本割れの危険が生じているというエントリーを書いたが、付随する問題として、過去にMMFが元本割れを起こしたときの状況をちょっと調べてみたい。

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