MBIAに資本投入したファンド ウォーバーグ・ピンカスとは?

(2008/02/10)

資金難に陥った金融保証最大手のMBIAに10億ドルもの出資を完了したウォーバーグ・ピンカス。この会社、プライベート・エクイティを専門とする投資ファンドということだが、どのような集団なのだろうか?

ものすごく古いソースで恐縮ですけんど(^ ^;、2003年当時、ウォーバーグ・ピンカス・ジャパンのマネージングディレクター深川哲也氏が、RIETI主催の講演会で、同社について紹介しているページ世界から見た日本のプライベートエクイティを見つけた。

深川氏によると、ウォーバーグ・ピンカス(Warburg Pincus)とは、ユダヤ系資本家のウォーバーグによって設立されたアメリカを代表するベンチャー・キャピタルであり、過去30年間にわたって25%もの「驚異的なリターンをあげている」とのこと。
世界全体で利害関係を一致させるため、地域ごとに個々のファンドを運営するのではなく、世界全体で1つのファンドに集約されているという。これは、ファンドマネージャーが自身の成果報酬を稼ぐために、会社にとって不利益となる投資を強行的に実行してしまうのを防ぐことを目的としている。

投資哲学としては、短期的な売買は行わず、買収した企業の価値を長期的な視野で向上させることを第一目的とする。また、金融エンジニアリングやコスト削減よりも、企業の成長と雇用創出で投資価値の増大を目指すという。ここは、投資した企業の経営陣に人員削減を要求するドライな投資ファンドとはちょっと違うポイントと思う。

ちなみに、またまた古い記事となってしまうが、CNET Japanの梅田望夫氏のコラムプライベートエクイティから見たベンチャー投資の新発想でも、同ウォーバーグ・ピンカス社の投資手法が紹介されている。ピンカス社の手法とは、通常のVCのように段階を追って少しずつ投資していくのではなく、投資家も最初から共同創業者として参画し、経験豊かな経営者とがっちり手を組んでビジネスを展開することでキャッシュフローを生み出していく、という流れだという。

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