IVVとSPYの比較 ― どちらのETFを買うべき?

(2008/03/01)

IVVSPY は、どちらも米国の株式市場のインデックスに連動する ETF だ。国際分散投資のアセット・アロケーションについて語られる際には必ずといってよいほど話題に上る定番中の定番、超スタンダードな商品だけど、このふたつ、実際のところはどこがどのように異なるのか?特長、違いのポイントを比較してみた。

まずは、IVV。iSharesが出しているETF(上場投資信託)であり、正式名称をS&P 500 インデックス・ファンドという。その名の通り、米国株式市場の大型株のパフォーマンスを測定する際に用いられる超メジャーな指標、S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)500インデックスに連動することを目的としたビークルだ。従って、バークレイズの公式ページ(?)によれば、このファンドは「米国の大型株の価格および利回り実績と同等水準の投資成果(報酬および経費控除前)を目指し」ていることになる。大型株の市場全体をカバーするので、当然だが、構成銘柄は多様な業種にまたがる。

そして、もう一方のSPY。こちらの正式名称は、「SPDR Trust Series1(スパイダー・トラスト・シリーズ1)。一般的には、Spiders(スパイダース)との通称で呼ばれている人気のインデックス・ファンドだ(ちなみに、実はこのSPY、米国で初めて上場された記念すべき(?)ETFとのこと)
こちらも、ベンチマークはS&P 500の株価指数であり、上述のIVVと資産クラスは重複する。

じゃあ、このふたつのファンド、何がどう違うのか?ここはやはり、水瀬さんのブログを一度は読んでおくべきだろう。ネット証券初!楽天証券がアメリカン証券取引所上場ETF(DIAMONDS、SPDR)取扱い開始という記事で、両者の違いを詳細に議論されている。

違いのひとつとして、やはり資産の規模(運用総額)が挙げられるだろう。SPYのほうが圧倒的に大きいようだ。多くの人が買い求めている限り、流動性が確保できるという点では、資産規模は大きいほうがよいのかな?
次に、運用報酬。SPYよりも、IVVのほうが0.09%だけ安い(※コストは日々変化するので、最新の情報は必ずご自分で確認を!)
もうひとつのポイントは、配当金の支払いサイクルだろう。SPYは四半期に一回分配されるのに比べ、IVVは、1年に一回の割合だ。税金コストの観点からすると、IVVのほうに分があるという意見もあるのだが・・・小分けにもらっても、まとめてもらっても、かかる税率は一緒のはずだから、あまり差はないような気がする。

このふたつのETFは、日本では、いずれも楽天証券などで購入することができる

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