ピーター・リンチで有名なマゼランファンド、10年ぶりに販売を再開!?

(2008/03/04)

いつもながら出遅れで恐縮だが、フィデリティ(Fidelity)の旗艦ファンドであるマゼラン・ファンドが、約10年ぶりに販売を開始したというニュース記事をロイターで見つけた(記事は今年1月のもの)。著名なファンド・マネージャーのピーター・リンチ氏が運用していたことから多大な人気を集め、1997年に新規の投資受け入れを停止していたのだとか。

そもそも、このマゼラン・ファンドとは、どのようなバックグラウンドを持つ投資信託なのだろう?

前述の通り、マゼランは、ピーター・リンチという名物マネージャーによって運用され、一躍有名になった。「株で勝つ」という、良くも悪くもキャッチーなタイトルの彼の著作を、誰でも一度は書店で目にしたことがあるのではないだろうか。
リンチ氏は、1966年にインターンとしてフィデリティ・インベストメンツへ入社し、製紙や化学などの産業を担当したという。その後、2年間の兵役を経て復職し、紡績や金属、化学産業を担当。1974年から1977年の3年間は、同社リサーチ部門の取締役も務めたそうだ。ちなみに、リンチ氏が1990年にマネージャを辞任する頃には、マゼランは初めから年率換算で29.2%という驚異的なリターンを上げ、運用資産総額を140億ドル以上に増大させ、リターンがS&P 500を下回るのは2回だけであったという。つまり、市場平均を上回る運用成績をコンスタントに上げ続けた、類まれなアクティブ・ファンドということになる。

この投資信託、リンチ氏と比べて日本のWebではなかなか詳しいソースがないが、Emerging Market と東証とマゼランファンドという記事が興味深い。とにかく運用成績が良いものだから、投資家の資金が当然のようにどんどん集まってくる。金を寝かせておくわけにはいかないので、運用担当者は、ポートフォリオに組み込んである銘柄を買い増しする。大量に株を買うわけだから、買われた銘柄は値上がりして、このファンドの資産評価自体も押し上げる。で、さらに新しい資金が入ってきて・・・というのを繰り返してきたというのだ。

うーむ、このファンドの成功は、運用担当者の慧眼だけではなかったのか・・・。ちなみに、目指せ! EarlyRetirement!さんの記事によると、ウォール街では「ピーター・リンチが買ってない銘柄を挙げよ」というジョークが出るほど、あらゆる株を買い漁っていたというウワサもあるらしい。

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