RMBSとは?― サブプライムローン問題のキーワード

(2008/03/09)

日経新聞に、RMBS (米住宅ローン担保証券)など、トリプルAの格付けを持つ優良証券の価格が流通市場で下落し、史上最低の水準まで落ち込んでいるとの記事が掲載された。金融機関からの融資返済の要求に応じるため、ヘッジファンドなどが資産の切り売りを余儀なくされていることが原因だという。

今回の記事で引き合いに出されている RMBS というのは、そもそも、どのような証券なのか?
iFinanceの用語集によると、RMBSとは"Residential Mortgage-Backed Securities"の略。モーゲージ証券の一種。日本語で言うところの「住宅ローン担保証券」であり、住宅ローンからの元利返済金を裏付け(担保)に発行される証券を指す。つまりは、住宅ローンを借りている債務者が支払う元金と利息を受け取る権利を手に入れることができる債券ということだ。格付けが高い割には利回りが良い、という点で人気を集めていたらしい。

「株式市況と黒岩の眼」さんの記事住宅ローン担保証券(RMBS)とはによると、この証券は、高利回りをヘッジファンドなども購入していたそうだ。ここで問題なのが、ファンドが、金融機関から金を借りてこの証券を買っていたこと。レバレッジをかけていたぶん、モーゲージ証券の価格が下落した場合には、「借金を返すにも返せない」という事態に陥る。結果として、金を返せないファンドが破綻に追い込まれたというのだ。

優良なRMBSは、日本の機関投資家を含む世界中の投資家が運用資産に組み入れているという。パニック売りによって非合理的な価格まで下落してしまった場合、まじめな(?)機関投資家のポートフォリオにも損失をもたらす恐れがあるという。

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