インデックス投資家の資質とは?―下落相場の今だからこそ考える

(2008/09/11)

「世界的な景気後退(リセッション)が長引きそうだ」「アジア株式市場は今日も続落」「金融危機の底打ちはまだまだ程遠い」・・・ここ1年間、新聞の一面を飾ってきた不景気なニュースの見出しは、まだ経験の浅いインデックス投資家、とりわけ自分のような超初心者にとっては、自らの投資方針をゆるがせるのに十分なインパクトがある。国際分散投資による長期投資が、少なくとも勤め人で時間のない自分には最も合理的な投資法であると頭では分かっていても、感情がブルっちゃう(^^;

自らのアセット・アロケーションを取り崩して、長期保有を前提としていたはずのインデックス・ファンドやETFを売りたくなったときに、読むとタメになるブログ記事をメモしておきたい。

たびたび引用させていただいている、PALCOMさん。
「貯蓄から投資へ」という政策について その1というエントリーで、「投資」に適している資質について、かなりシビアに、客観的な考えを述べられている。PALCOMさんによると、ここ1年で起こった株式市場の下落くらいでビビっているような人は、そもそも、「投資する資格がない」と厳しく一蹴されている。また、そのような一般人(?)を「貯蓄から投資へ」というキャッチフレーズで、むりやり株式投資の世界へ引きずり込もうとしている国の政策自体にも問題があると書かれている。
ヤバい、ちょっと動揺している自分も、投資家としては適格ではないのかもしれない・・・(^^;

PALCOMさんのブログからリンクされているのが、「貯金生活。投資生活。」さんの記事 昨年(2007年)の暴落から1年以上が経過しての感想 だ。この著者の方も、サブプライム・ローン問題による保有資産の価値の下落は非常に大きなものがあったものの、「この程度の下げなどは、株式という資産クラスに投資をする者としては、以前に書いたように、想定の範囲内」でしかない、とコメントされている。

確かに、インデックスを買い続けることで長期の国際分散投資を行う際には、年間で20%ほどの資産価値の下落は覚悟しておく必要があると、橘玲氏の著書「臆病者のための株入門」でも書かれていた。

自らがコツコツと汗水たらして貯めたなけなしの資金が、20%も目減りしてしまうのは、自分のようなしがない(笑)サラリーマンにとっては、正直なところ痛い話。でも、長期のインデックス投資を「継続して」行いたいのであれば、心ある著者の方々が指摘されるように、ここ1年ほどの下落くらいは、耐えられるようでないとダメなのだ。
前のエントリーでも書いたけど、長期投資だからといって、絶対に収益が上がる保証なんて、どこにもない。だけど、保証がないけれども、いま売ってしまったら、その時点で、長期投資は泣いても笑っても終わりになる。

「売りたくなっても売らない」だけの忍耐強さを維持できること。これが、やはりインデックス投資家の資質なのね・・・。

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