ETF - DVY と EFA(EAFE)の配当利回りがほぼ同じ値に・・・

(2008/09/12)

米国Yahoo!のYahoo! Financeでは、株式だけではなく ETF の PER や配当利回りもチェックすることができる。昨日(2008年9月10日現在)に、iSharesの DVYEFA (EAFE) の情報をチェックしたところ、この両者の配当利回り(Yahoo! Financeでは"Yield"の項目)が、ほぼ同じくらいの値にで拮抗しているのを見てちょっとビックリ。DVY の利回りが4.94%あるのはまあ当然として、EFA のほうは、4.96%。なんと、DVYの利回りを上回っている・・・。

配当利回りは ETF の数ある評価指数の中のひとつに過ぎず、利回りだけを見て投資対象を決定するのはリスクが高いであろうことを断りつつ、しかし、DVYとEFAの利回りが拮抗するというのは自分にとっては初めて目にする現象だ。

DVY と EFA とでは、カバーする株式市場の範囲と分散投資の度合がまったく異なる。

DVYの日本語名(?)は、ダウ・ジョーンズ好配当株式インデックス・ファンド。その名の通り、米国で上場されている銘柄のうち、高配当のものを集めた ETF だ。高配当企業であることが条件なので、その組み込み銘柄には、たとえば IVV などと比較すると、業種に少し偏りがある。現在は金融が約40%を占めており、次に公益事業株が約21%と続く。
この ETF は配当利回りが高いことが売りだが、投資対象が米国のみであり、しかも構成比率の高いセクターがコケた場合、運命をともにせざるを得ないリスクが多少あるように思う。

一方、EFA の投資対象は、DVY と比べるとかなり幅広い。良いか悪いかは別として、「薄く分散」されているといえる。
このファンドは、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)が開発した「MSCI EAFE インデックス」によって測定される、欧州(ヨーロッパ)、オーストラリアおよび極東地域の市場で取引される証券の価格および利回り実績と連動することを目指している。国際分散投資を標榜する投資家にとっては非常に重宝する上場投資信託といえるだろう。
ここ1年間の世界的な株安で下落はしているものの、「ひとつのカゴに盛る」ことを避ける手段としては、DVY よりは分散が効いているはずなのだ。

以上が、自分がこのふたつの ETF に関する認識だ。
「ハイリスク・ハイリターン」の原則からすれば、米国に集中し、しかも業種も絞られている DVY のほうが、幅広く世界各国に投資する EFA よりも、リスクが高く、利回りも良くなるはずなのだが・・・現在起こっている利回りの逆転現象(?)には、構成銘柄以外の要因も関係しているのかもしれない。リスクが幅広く分散されているはずの EFA が、実は DVY よりもリスキーな要因をかかえている可能性も、ゼロではないのかもしれない・・・。

なお、当然ですが、この記事は特定の金融商品への投資を推奨する意図はない。まずありえないとは思うが、素人の私が書いたこの記事だけを読んで、すぐさま ETF に飛びつくのは、それこそハイリスクだ・・・。よくよく慎重に、綿密に調査したうえで、投資は自己責任でお願いします。

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※このブログは個人の情報収集を目的として運営されているものであり、投資アドバイスや特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。その内容から生じるいかなる損失に対しても責任は負いかねます。投資は自己責任でお願いします。

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