中国のアフリカへの投資が農業分野へ拡大

(2008/09/15)

英スタンダード・チャータード銀行(スタンチャート)CEOのピーター・サンズ氏によると、中国の対アフリカ投資が、資源やエネルギーだけではなく農業の分野まで拡大しつつあるという。中国は、アフリカを「資源の供給源」以上の存在としてみなしつつあるようだ。

ただ、中国のアフリカに対する経済活動は、アフリカの人々にとって常に歓迎されているとは限らないらしい。中国のやり方は、(とくにアフリカだけに限らないとは思うけど)ときとして「やりすぎ」だと見る向きも少なくないようだ。

ダイヤモンド・オンラインの「資源の宝庫・アフリカ争奪戦」の記事によると、中国はアフリカ現地で「なりふり構わぬ手段で」資源獲得にムキになっていて、現地との軋轢も生み出しているらしい。
中国のスタンスを明確に示している例が、スーダンだろう。つい先日も報道されていたが、スーダンは絶え間のない内戦で国自体が疲弊しているだけではなく、難民キャンプでの虐殺事件など、国際社会から非難ごうごうの嵐を引き起こしてもいる。そんなスーダンだが、中国のエネルギー企業中国石油天然ガス(ニューヨーク証券取引所にも上場している)は、なんの躊躇もなくスーダンでのエネルギー利権の獲得に動いたらしい。
即物的というか実利主義というか・・・大学教授の川島真氏によると、中国にはそもそもODAというような概念はなく、「非常に実利的でリアリスティックな投資がアフリカに行なわれている」ということだそうな。ここあたり、日本の控えめ(穏健?)なやり方とは違うところだね・・・。

で、そんな中国が、アフリカの農業分野への投資にも興味を示している、と。事実、2006年に行われた中国アフリカ協力フォーラムの首脳会議では、農業や畜産業、かんがいなどの分野で、アフリカへの投資・協力をさらに強化することが宣言されている。もちろん、中国企業が農業分野においてアフリカに投資することも奨励されるという。

中国にとっては国内の食糧を調達するのも一仕事だろうから、食糧生産国としてのアフリカは魅力的にうつるはず。農業分野でも、アグレッシブな投資を敢行してくるのかしらん。

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