木村剛氏が危惧する、リーマン・ブラザーズ破綻の日本への影響とは・・・?

(2008/09/23)

経済評論家の木村剛氏が、リーマン・ブラザーズの破たんが日本の企業に及ぼす影響について、リーマン破綻が上場企業の突然死を招くという記事に書かれている。リーマンの破たんで何が困るかといえば、企業に対する資金の貸出が滞る事態が、最も懸念されるとのことだ(このことは、テレビ番組「報道ステーション」に出演した際にもコメントしてた)

サブプライム・ローンがずっこけた問題で、世界中で「信用創造システムそのものの崩壊」が始まっている。信用の創造というのは、私の理解している内容としては、「あなたなら必ず返済してくれると信じています。お金を貸しましょう」「私を信用してください。必ず返済しますから、お金を貸してください」という信頼関係が成り立つ状態のことだろう。返ってくるかどうか分からない(つまり信用できない)相手に金を貸す人はいないわけだから、このシステムが崩壊するというのはそれなりに深刻な事態だ。
で、木村剛氏によれば、この信用のシステムがいちばん弱っているのが、日本かもしれないという。日本の金融機関はそもそもリスクをあまり取りたがらず、ちょっとヤバいと判断したら企業への貸し出しも渋る傾向にあるので、「その悪影響が上場企業の突然死が連発するという形で表面化」する可能性があるというのだ。

「報道ステーション」での木村氏のコメントによると、今までは、日本国内の慎重すぎる(?)銀行は怖がって資金を貸さなかったような企業に、リーマン・ブラザーズのような外資系の金融機関が金を貸し出していたらしい。そのような企業にとっては、それこそ「頼みの綱」ともいえる貸し手が倒産して消えてしまい、資金の供給ルートも消滅してしまったということだ。日本国内の貸出の先細りは、すでに深刻な状態のようだ・・・。

[関連記事] リーマン・ブラザーズが破産法適用申請の見通し(ついに清算か・・・諸行無常)

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