ユニオン投信、「さわかみ投信」などを組み入れたユニオンファンドの設立へ

(2008/09/28)

セイコーエプソンの労働組合が全額出資するユニオン投信が、労組の組合員の資産形成を支援することを目的とし、さわかみ投信などを組み入れ、株式への長期投資を行う旗艦ファンド「ユニオンファンド」を近く設定するそうだ。ユニオン投信の代表取締役の田子氏によると、「長期投資という資産運用を通じ、働く仲間と家族(未来のこどもや孫たちも含め)の財産づくりを支援する」ことが主な理念だという。

労組のメンバーで、資産運用のひとつの選択肢として、ファンドへの口座開設を希望する者の資金が受け入れられる。いま現在で設定されている目標としては、2011年度に損益分岐点である120億円を達成したいとのこと。投資によって達成されたリターンは、出資者だけではなく、エプソン労組と連携しながら、地域社会などにも広く貢献していきたいという。
これは、立派な理念ではないだろうか・・・。

組み入れられる資産としては、日本株は、割安な株式を保有して長期投資を行う「さわかみ投信」のファンドを、外国株式では、世界最大級の資産運用規模を誇るという「キャピタル・インターナショナル」「コムジェスト」のファンドが組み入れられるようだ。
とくに「さわかみ投信」は、バリュー投資の投資戦略が稀に見るほど一貫しており、高い定評を得ているようだ。

ちょっと気になる点が・・・これらの投信は、いずれも、個別銘柄を選別するアクティブ投資スタイルのファンドばかりだ。労組の投信であれば、インデックス投資によるパッシブ運用が親和性が高そうだが、なぜ、アクティブ投信で固めるのだろうか?
この点、田子氏は、株式へのアクティブ投資は長期的には債券のリターンを上回ることができる、と自信を示している。組み入れ資産の選択基準として、長期間にわたり指数を上回るリターンを上げているアクティブファンドを採用しているようだ。確かに、そのような考え方もアリなのかもしれない。

折しも、世界中の株式市場が不安定な動きをしており、外部環境は非常に厳しい中での船出となりそうだが・・・ユニオンファンドの長期的な運用リターンが成果を上げられることをお祈りしたい。

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