銀への投資を熱心に勧めるロバート・キヨサキ ― そのココロは!?

(2008/10/02)

「金持と父さん・貧乏父さん」で人気のロバート・キヨサキ氏が、この頃、Yahoo!ファイナンスのコラムでしきりに銀投資を読者に勧めている。例えば、銀:不安な投資家たちの希望の光や、景気後退の波にさらわれないためになどの記事を参照されたい。彼の発言は、自らが銀に投資しているが故のポジション・トークなのかもしれないが、果たして、そのココロは・・・?

キヨサキ氏は、銀が有望な投資先である理由のひとつで、工業用原料としての需要を挙げている。銀は携帯電話など様々な工業製品に使用されており、中国やインドなどの人々が裕福になりこのような製品を求めるようになれば、必然的に銀の需要は増大する、という考え方だ。また、銀は医療用の需要も旺盛であり、カテーテルなどの医療機器にもシルバーが活用されているという点も挙げている。

また、銀に強気な理由としては、基軸通貨のドルの下落に伴い、銀の ETF に対する投資家のニーズが予想されるというポイントを挙げている。ETF であれば、一般の個人投資家も手軽に投資することができ、現物の銀を金庫に保管するような手間もかからない。また、コモディティへの投資は、実物資産を間接的にでも購入することになるから、倒産リスクがない点でも安心だという。
日本国内ではまだまだ一般的な投資ヴィークルとは言えない銀 ETF だが、バークレイズ・グローバル・インベスターズなどが展開する銀の ETF は、上場以来、着実に投資家からの支持も得ているようだ

ただ、銀をはじめとするコモディティは、今回の金融危機でリスク資産を投げ打った投資家たちが市場に流入してきたこともあり、すでに「買われすぎている」可能性もなくはないだろうか・・・?金融機関が商品トレーディング部門への投資を本格化したことから、実物資産であるはずのコモディティが貨幣化するような現象も実際に起こっていたらしい。

う~む、銀の実需は、今後、ロバート・キヨサキ氏の読み通りの展開になるのか?・・・これから投資を検討している人にとっては、非常に悩ましいところだろう・・・。

<スポンサーリンク>

トラックバック

«  | このブログのトップへ戻る |  »

※このブログは個人の情報収集を目的として運営されているものであり、投資アドバイスや特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。その内容から生じるいかなる損失に対しても責任は負いかねます。投資は自己責任でお願いします。

スポンサーリンク


カテゴリ

リンク

RSSフィード

プライバシーポリシー

当サイトでは、第三者配信による広告サービスを利用しています。このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 (氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをご覧ください。