KPCBなど米国有力ベンチャー・キャピタル、エコへの投資を加速!?

(2008/10/08)

いま、クライナー・パーキンズ・コーフィールド&バイヤーズ(KPCB)をはじめとする米国シリコンバレーの有力ベンチャー・キャピタルが投資先として注目するのは、従来のネット企業ではなく、「オースラ」などのクリーンエネルギー系ベンチャー企業だそうだ。ダイヤモンド・オンラインに掲載されていた記事だが、今後の傾向をつかむヒントとしてメモしておきたい。

シリコンバレーにある新興企業オースラ(ausra)は、クリーンエネルギーとして注目を集める太陽熱発電を事業としている。太陽熱発電の電力源は太陽なので、資源が枯渇する心配もいらず、温室効果ガスの排出削減にも寄与しうるすぐれもののエネルギーらしい。

ここまでの話だったら、いま流行り(?)のエコ・ベンチャーなのね、で片付けられてしまうかもしれないけど・・・オースラの飛んでいるところは、その事業計画のスケールの大きさだ。同社の計画では、148キロメートル四方の土地に太陽光を受ける設備をびっしりと配置して発電すれば、なんと米国全土(!)の電力をまかなえるらしい。この広さの土地、日本ではもちろん不可能だけど、アメリカの大平原でなら、なんとかなってしまいそうではないですか・・・(^ ^;
そして、この企業がさらにすごいのは、増資などで設備投資の資金をきちんと調達したばかりではなく、カリフォルニア州の電力会社から、20年間の電力供給契約をすでに結んだということ。このままでは、しっかり商売になるかもしれない。

で、このクリーンテック企業であるオースラにガッツリと投資しているのが、上述のベンチャー・キャピタル「KPCB」なのだそうだ。
KPCBの中心人物ジョン・ドーア氏は、黎明期のネットスケープに投資しただけではなく、サン・マイクロシステムズやグーグルなど、名だたるネットベンチャーの発掘にも関与した人物らしい。

そんなKPCBだが、最近のポートフォリオには、ネット系の企業はまったく入っていないようだ。同ダイヤモンド・オンラインの記事によると、2006年以降に同社が組んだファンドの大半は、クリーンテック分野の企業に投資されているという。
KPCBの投資判断が今まで通り百発百中となるかどうかは自分には分からないけど・・・今までは名だたるネットベンチャーにガッツリと投資してきたVCが、ここまでハッキリとした方針転換を行っているということは、ひとつの情報として、個人投資家としての自分も認識しておいたほうがよいかな、と思ったり・・・。

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