恐怖のCDS清算会 ― リーマンに続いて、次はワシントン・ミューチュアルの番だ・・・

(2008/10/17)

今回の金融危機は「サブプライムローン問題に端を発する」危機であると報じられることが多いけど、市場関係者が息をのんで見守る対象は、証券化されたサブプライムローンだけではもはやなさそうだ。いま、市場関係者を脅かし、金融機関がビクビクしているのは、数日前に当ブログでも記事に取り上げた CDS (クレジット・デフォルト・スワップ)の動向らしい。

息潜める「危機の黒幕」 米深刻…CDS損失リスク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000028-fsi-bus_all

老獪な投資家ウォーレン・バフェットをして「金融商品の大量破壊兵器」と言わしめた CDS。以前に東京は調布市で不発弾が見つかって大騒ぎになった事件があったけど、今回の CDS の問題(?)も、市場関係者にとっては、まさしく「いつ爆発するか分からないメガトン級の破壊力を持つ不発弾」という感じなのだろう(実際には、リーマン・ブラザーズのCDS清算のときに爆発してしまっているのかもしれないが・・・)
上記のYahoo!ニュースの記事によれば、金融機関が過剰なリスクを取りすぎてCDSを乱発しまくった結果、事の進み具合によっては、CDS が「世界中に損失を飛散させる“火薬庫”になる懸念が強まっている」という。とにかく、バフェット氏の指摘が見事的中してしまった形だ。

田中宇氏の10月10日付けのコラムCDSで加速する金融崩壊も、かなり悲観的な予測で埋められている。同記事によると、金融機関の多大な損失が発覚したリーマン・ブラザーズの清算会に続き、今月10月23日には、つい先月に経営破たんした米貯蓄貸付組合の最大手ワシントン・ミューチュアル(WaMu)の清算会が待ち構えているという。

この記事を書いているのは、10月17日。一週間後には、ワシントン・ミューチュアルの清算会の結果がすでに報道されているだろう。その内容は、知りたいような、知りたくないような・・・。

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