関西電力の株価、この局面でどう動いているか?(定点観測)

(2008/10/19)

「東の東電、西の関電」・・・と呼ばれたかどうかは定かではないが、その名の通り、近畿地方を中心に独占的に電力を供給している最大手の電力会社が関西電力(KEPCO)だ。福井県若狭地方では原発も運営している同社。昨今の金融危機で、同社の株価はどのように動いているのだろうか?

Yahoo!ファイナンスの関西電力の株価のページによると、10/17現在、同社の株価は2250円。チャートを見ると、今月前半の世界的な同時株安のときには、さすがに売り込まれて2000円を割ったようだが、その後は急速に値を戻している。株価の下落で原油価格も急落したこと、公益事業株としてのディフェンシブ性で買われたことが、株価上昇の一因と言われているようだ。

同社のデータを見てまず驚かされるのが株価収益率(PER)の高さだ。
2008年10月19日現在、日経平均株価が急落した後にも関わらず、関西電力の PER は24.35倍もある。関西電力に限らず、電力会社は社会の基幹となるインフラを扱う手堅い企業であるにも関わらず、PER が高い値を付ける傾向にあるようだ。例えば、同じ時期に、中部電力の PER は25.17倍、中国電力は32.58倍をつけている。他の業種の企業と比べてみると分かるが、電力会社の株価収益率は高めの傾向にある。例えば、同時期のトヨタ自動車の PER は、6.33倍。ソニーは6.62倍。三菱商事は、6倍を割り込んで5.99倍という数字が出ている。異業種の大手企業と比べてみても、電力各社の株価収益率はまだまだ高いことが分かる(PERの数値だけを見て、割安か割高かということは分からないと思うけれども・・・)

また、純資産倍率(PBR)の値も、1.12倍と、このご時世にしてはずいぶんと高い。日本を代表する各業種の企業が、軒並みPBR1倍割れで「割安だ!」と叫ばれている昨今、1倍を超えているということは、市場からはけっこうしぶとい財務体質とみなされている可能性がある。

<スポンサーリンク>

トラックバック

«  | このブログのトップへ戻る |  »

※このブログは個人の情報収集を目的として運営されているものであり、投資アドバイスや特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。その内容から生じるいかなる損失に対しても責任は負いかねます。投資は自己責任でお願いします。

スポンサーリンク


カテゴリ

リンク

RSSフィード

プライバシーポリシー

当サイトでは、第三者配信による広告サービスを利用しています。このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 (氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをご覧ください。