中国の経常黒字、日本を抜いて世界一に

(2007/05/12)

昨年2006年の中国の経常黒字が2499億ドルに達し、日本の数字を10兆円ほど上回って世界一となったとのこと。モノの輸出に伴い、貿易黒字が大幅に拡大したことが主因のようだ。

『中国国家外貨管理局が10日発表した2006年の国際収支報告によると、経常収支の黒字が前年比55%増の2499億ドル(約30兆円)と大幅増加となった。円建てでは日本の19兆8390億円(速報値)を上回り世界最大となった。』

中国が黒字ということは、対となって「赤字」に悩む国がある。米国は、対中の深刻な貿易赤字を問題視している。「中国の製品はいっぱい買ってあげているんだから、アメリカの製品も、ちょっとは買ってくれ~」というわけだ。現に、米国のポールソン財務長官は、米国の対中貿易赤字の主因は中国での高い貯蓄率や支出への消極的姿勢にある、と指摘している。これを受けて、中国政府は、米国に「買い付け団」を派遣し、100億ドルを超える米国製品の購入を決める予定だそうな。

ちなみに、日本の財務省の発表によると、今年4月末の日本の外貨準備高は9156.23億ドルで過去最高を更新したとのことだが、それでも、依然として外貨準備高は中国が1兆2020億ドル(2007年3月時点)で世界トップだ。
バブル経済の加熱で近いうちに調整を迫られることはあっても、長期的に見れば、中国の経済は、明らかに無視できないレベルで成長を遂げるはず。中国がいずれ米国と覇権争いで対峙するようになる日も、意外と近いのかもしれない。

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