マッキンゼーの調査レポート ― 「中国の消費者は保守的」

(2008/11/06)

MarketingWebによると、経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーが、「What's new with the Chinese Consumer」と題された中国経済に関するレポートを発表したとのこと。日本語では、「中国の消費者に関する最新情報」とでも訳すのが適切だろうか?このレポートでは、いまの中国の消費者の購買行動に関する分析が述べられている。

同レポートによると、中国のいまの消費者にリーチすることは、年々難しくなっているという。とくに新しく参入するブランドは苦戦を強いられる可能性が高いとのこと。

  • 中国の消費者は、自分にとってなじみの薄い商品、試したことのない商品に対しては用心深くなっている
  • 友人や家族からの推薦(クチコミ)が重要になっている
  • テレビコマーシャルはいまでも有効なマーケティングの手段ではあるが、その効果は弱まっている。同時に、印刷物による広告の効果も弱まっている
  • スポンサーシップやインターネットの影響力は高まっている

また、このマッキンゼーのレポートによると、中国人の消費者は、一般的なブランド商品には平均して2.5パーセントほどのプレミアムを上乗せして支払ういっぽう、懇意にしているブランドの商品には、20パーセントもしくはそれ以上のプレミアムを支払う傾向があるという。それだけ、「ブランド」に信頼を寄せているということだろう。この傾向は、そのまま逆の意味ともなる。中国の消費者は、なじみのないブランドの製品を購入することにはかなりの抵抗を示すようだ。不慣れな物にトライすることが少ないという点で、中国の消費者は、他の国よりも保守的な傾向にある。

「なんだ、よその国には劣悪な物を売りつけるのに、自分たちが購入する製品は気をつけるんだ・・・」そんな感想が聞こえてきそうな調査結果だけど、このマッキンゼーのレポートは、そのような中国人の消費行動には同情の意を表している。いわく、同国内に出回っている価格の安い製品は劣悪な品質のものが多く、ヘンな物を何度も買わされるとウンザリしてしまうというのだ。とくに食品関連はなおさらとのこと。中国製の劣悪な品質のプロダクトに嫌気がさしているのは、中国人も一緒なんだね・・・(^ ^;

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