6兆円もの債務超過額を抱える米自動車大手 GM の破綻が、年内にもあり得る情勢になってきたとの分析をブログ記事で読んだ。GM の切迫した状況は連日経済ニュースでも報道されるほどであり、同社の自動車販売台数は、前年同月比で45%も落ち込んだ。その状況からして、「損益分岐点を大幅に下回っていることは誰の目にも明らか」だという。
では、もし仮に GM の破たんリスクが現実のものになってしまったとしたら、その影響は、どの程度まで及ぶものなのだろうか・・・?
GM(ゼネラル・モーターズ) は、よく知られているように、事業規模がものすごく大きい。
ダイヤモンド・オンラインの記事GM破綻リスク95%の深刻によると、同社は、なんと26万人ものグループ従業員を抱えているという。さらに・・・「取引先のディーラーや部品メーカー、広告代理店を加えれば70万人、さらに年金受給者のOBも含めれば、120万人がGMという大樹に寄りかかって生計を立てているといわれる」そうだ。GM にかつて勤務していて、すでに定年退職した人も、同社から支払われる企業年金で老後の生活を送っているのだ・・・。
同社に部品を納入している部品メーカーなどの利害関係者も含めると、万が一、同社に何事かが起こった時には、マイナスの影響を被る関係者は、100万人を超える可能性もあるということだ・・・。通常の企業が人員削減を行う場合、大企業で数千人規模、巨大銀行でも1万人をリストラすれば大々的に報道されるくらいだから、GM の破たんリスクがいかに深刻かが分かるというもの。とにかく、その影響は冗談ではなくてものすごく甚大だろう。
11月14日現在、GM の株価は、3ドルのボーダーラインを行ったり来たりしており、時折、2ドル台に突入する場面も見受けられた。株式の利回りは、なんと32.5%というありえないくらい非常識な水準になっている。
来年初旬に発足するオバマ政権は、この深刻な経済危機にどう立ち向かうのか・・・?
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