米国の債券運用大手PIMCO(パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー)のモハメド・エルエリアン(Mohamed A. El-Erian)CEOが、今回のFRBの緊急利下げに対して、「極めて大胆な対応」と評価しているとのこと。同氏は、FRBが迅速に金融緩和に踏み切ったことで日本の二の舞は避けられると読んでおり、FRB経済の安定に向けてあらゆる手段を尽くすことを明確に宣言していると指摘している。
FRBの思い切った金融政策を全面的に支持する、このエルリアン氏はどのような人物なのだろうか?
Wikipediaの解説ページ(英文)によると、モハメド・エルリアン氏は、エジプトの外交官の子息であり、アラビア語、英語およびフランス語が堪能。経済学を学び、ケンブリッジ大学で修士号、オクスフォード大学で博士号を取得しているという。
キャリアとしては、IMF(国際通貨基金)で出世街道を歩んで副専務理事まで上り詰め、1997年よりソロモン・スミス・バーニーでマネージング・ディレクターを務めた後に、PIMCOに転籍したようだ。
ただ、同氏は、ピムコで働いた後、一時的にハーバード大学基金であるHarvard Management Company(HMC)の運用に2年ほど携わっていたという。1974年に設立された同基金は、ハーバード大学に寄せられた寄付金や運営資金など、総額でおよそ350億ドルもの大学の資産の運用を担っており、高等教育機関の基金としては最大規模とのこと。エルリアン氏は、ハーバードに雇われた年に、実に23パーセントのゲインをファンドにもたらしたそうだ。
・・・で、ハーバードでの運用業務を経て、PIMCOに復帰。CEOになったようだ。
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