要検証 - いまは本当に「100年に一度の危機」なの!?

(2009/01/15)

現在の逼迫した経済情勢を形容する言葉として、「100年に一度の危機」という言い回しがすっかり定着してしまった感があるけど、このキャッチフレーズ(?)は実態をどれだけ反映しているのだろう?PALCOMさんが、100年に一度の危機というけれどという記事の中で、具体的な検証がなされずに「100年に一度」という言葉が安易に使われすぎている現状への違和感を表明されている。

PALCOMさんが指摘するところでは、現在の経済危機が、80年前の大恐慌と同じレベルであると断定するためには株価の下落が必要としたうえで、「大恐慌時の株価の下落率は89.2%だったので、ここからさらに1/2になり、その後さらに1/2になるようなペースで下落して初めて100年に1度の危機といえる」と述べられている。

PALCOMさんの意見は、しごくまっとうだと思う。
テレビや新聞の記事は言うに及ばず、マスコミで意見を述べる識者やエコノミスト、政治家も、大げさなキャッチフレーズを惰性で乱用しすぎなのではないだろうか?別に、今の危機はそれほど心配する必要がないとか、これから景気は上向きに転じるから悲観する必要がないとか言っているわけではなくて、実態を検証せずに、ある意味で感情的な言い回しを軽率に使う姿勢には、自分としてもやや違和感を感じる。

おそらく、テレビのニュースや新聞の情報を受け身でそのまま鵜呑みにしてしまう人は、本気で今の経済情勢を「100年に一度の危機」なのだと思いこんでいるんじゃないか。テレビや新聞のせいで、いわゆる景況感といったものも、実際の日常生活で感じる以上に「悪化している」と錯覚してしまうのでは・・・?

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