トヨタ労組が4000円の賃上げを要求したそうな・・・

(2009/02/18)

ちょっと読んでいて微妙な心境にとらわれたニュースが・・・。春闘のリード役といえるトヨタ自動車の労働組合が、組合員一人あたり4000円の賃上げ(ベースアップ)要求を経営陣に提出したというのだ。能力の有無にかかわらず、組合員の給料は全員4000円上乗せしろ、という要求。

仮に新興国や米国での自動車の売れ行きが引き続き好調で、自動車産業全体が潤っているのであれば、賃上げを要求するのも妥当な行為といえる。でも、しかししかし、いまはそんなことを要求している場合なんだろうか?

リンク先の記事を読むと、トヨタの労組がベースアップ要求に踏み切った理由は、「組合員が元気になるきっかけを作る」ためだという。鶴岡光行委員長の発言だそうだ。いいねえ。給料上げてもらって、みんなで元気になれたらいいよね。
だけど、労組が「正社員」の賃上げにやっきになっている影で、バンバン首を切られて職を失った非正規社員の人たちは、どうなるんだろう?

「労働組合」というのは、建前としては、その名のとおり、「労働者の権利を守るための団体」ということになるのかもしれない。でも、実態は、「正社員の権利を守るための団体」でしょう?

「我々正社員の賃金は据え置きでも、場合によっては賃下げでも構わない。ただし、正社員の賃金を抑制したぶんで、非正規雇用の派遣従業員をひとりでも多く雇ってほしい」

志のある本物の「労働組合」の委員長なのだったら、本来はこのように言うべきでは・・・?

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