用語: 流動負債と固定負債の意味は?

(2009/04/25)

貸借対照表の右側「資本・負債の部」(お金の出所)の負債の項目は、大きく分けて、流動負債固定負債の二種類の負債に分けられるという。バランスシートに記載されるそれぞれの「負債」の意味とその違いについて、初歩的な定義をおさらいしてみたい。

まず、流動負債とは、「1年以内に支払わなければならない負債」を指すとのこと。流動負債には、支払手形や買掛金(つまりは「ツケ」で支払いを待ってもらっているようなもの?)、賞与引当金、その他、1年以内に返済しなければならない短期の借入金が含まれるという。また、ここには、1年以内に償還しなければならない社債も含まれるそうだ。

いっぽう、固定負債には、支払時期もしくは返済期間が1年を超える長期に渡る負債が含まれる。ここには、銀行から借り入れた資金のうち、5年、10年かけて返済するもの、償還期限が1年を超える社債のほか、退職給付引当金なども含まれるという。

ためしに、独自のファイナンス戦略を積極的に採用しているといわれるソフトバンクの決算資料で、流動負債と固定負債の推移を見てみる。
2007年度第一四半期の貸借対照表では、流動負債は1,114,719百万円、固定負債は2,582,059百万円となっている。で、それから1年と半年ばかりが経過して、2008年度第三四半期の数字を見ると、流動負債は1,250,650百万円、固定負債は2,208,325百万円となっている。流動負債は増えたが、固定負債は減っている。これはつまり、ソフトバンクは、コミットメント借入の実行などで短期の債務を増やしているいっぽう、長期の借入金や社債発行ぶんの債務を率先して返済している、ということになるのだろうか・・・

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