電通の株価はどうなってる!?(定点観測)

(2009/05/11)

電通の株価は、ここのところ(2009年5月現在)落ち着いた値動きとなっているみたいだけど、同社がなんと107年ぶりに赤字決算となったとのニュースが入ってビックリ。赤字になったのは、じつに電通が創業されて直後の1902年以来というから、かなり商売上手で経営を続けてきたのかな・・・。

連結決算の内訳としては、金融業界や自動車業界から出稿される広告費の減少が響いているのはもちろんだが、その他に、保有株式の下落による特別損失(有価証券評価損)も大きく影響した模様。また、ロイターの報道によれば、電通が同じタイミングで発表した来年2010年3月期の業績見通しについて、営業利益が前年比で63.4%も減少すると予測しているという。

見通しでは売上高よりも営業利益の減少率が大きいらしく、その理由として、同社の中本祥一常務は、人件費を粗利の減少に見合う形で削れないためと説明しているようだけど・・・それってつまり、電通マンに支払われている高い給料が、ここに来て同社の業績を圧迫し始めているということ??

広告業界の最大手である電通の従業員は、もらう給料がおしなべて高いことで有名。
年収ラボというサイトによると、同社の社員(平均年齢39歳)の平均年収は、なんと約1300万円。この金額、世間の平均的な相場からすると恵まれているほうだと思うんだけど、赤字決算を出した企業の従業員が受け取る給与として、この金額は妥当なのだろうか。まあ、社員の給料はそう簡単に減額できるものでもないのだろうけれども・・・高給を可能とする「前提」となっていた、電通のビジネスモデル、収益源の今後を分析してみる価値はあるんじゃないか。

電通が赤字に陥った原因が、はたして今回の金融危機のためなのか、はたまたその他にも理由があるのかは分からないけど、同社の重要な収入源であるマス広告の売上が、これから再び上向く余地というのは、それほど高くないような気もする・・・。広告市場の今後の変化、業界の再編といった周辺の要因も、今後の電通の株価に何らかの影響を及ぼすのではないだろうか。

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