国際金融公社のトルコ・リラ建て利付け債券とは?

(2009/06/11)

国際金融公社(IFC)が発行するトルコ・リラ建て利付け債券なる金融商品を、オリックス証券や楽天証券をはじめとする証券会社各社が売り出し中のようだ。同公社が発行していた南アフリカ・ランド建て利付き債券や豪ドル建て利付き債券は、2009年6月現在ですでに完売しているようなので、それに続く高利回りの債券ということになるだろうか。

国債金融公社は、世界銀行のグループの一社であり、民間部門への融資を中心とした業務を担っているらしい。同社のWebサイトで説明されている内容によると、IFCの使命は、「開発途上国で民間セクターへの投融資を持続可能な形で促進し、貧困削減と人々の生活水準の向上に役立つこと」だという。
IFCは、米国の格付け会社であるスタンダード&プアーズとムーディーズの両社より、AAA(トリプルA)の格付けを付与されている。

ちなみに、現在、同社の総裁は、かつてゴールドマン・サックスの副会長を務めた経歴を持ち、世界銀行の総裁であるロバート・B・ゼーリック氏が兼務しているようだ。

さて、そんなIFCが発行するトルコ・リラ建て債券だが、一番の売りは、やはり高い利回りのようだ。今だと、トルコ共和国が発行する債券の利率はなんと10%を超えている。トルコはかつて急激なハイパー・インフレーションに見舞われたことがあり、経済的に手痛い経験をしたことから、インフレを抑止するために、高金利政策が続けられているのだそうだ。

まあ、ここでも、「ハイリスク・ハイリターン」の原則は思い出しておいて損はないだろう。
米国の長期金利がじわじわと上昇しているものの、まだ世界的に金利が低い現在。利率が10%に達する債券が魅力的に見えてしまうのは仕方ないことなのだろうけれども、金利が高いのは、トルコ・リラという通貨にそれなりの理由や投資リスクがあるからではないか?と慎重に調べてみる姿勢は、やはり重要と思う。

<スポンサーリンク>

トラックバック

«  | このブログのトップへ戻る |  »

※このブログは個人の情報収集を目的として運営されているものであり、投資アドバイスや特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。その内容から生じるいかなる損失に対しても責任は負いかねます。投資は自己責任でお願いします。

スポンサーリンク


カテゴリ

リンク

RSSフィード

プライバシーポリシー

当サイトでは、第三者配信による広告サービスを利用しています。このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 (氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをご覧ください。