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自民党が推進する「後期高齢者医療制度」の問題点とは?

(2009/06/25)

後期高齢者医療制度に反対する茨城県医師連盟の関係者1200人が、自民党を集団離党したそうだ。なんとまあ、ごっそりと大量に・・・茨城は私の生まれ育った地元で、自民党寄りの少し保守的な土地柄なだけに、このニュースにはちょっとビックリ。茨城の医師連盟がそこまで強固に反対する後期高齢者医療制度には、どのような問題点があるのだろうか?

後期高齢者医療制度とは、75歳以上の高齢者等を対象とする日本独自の医療制度。ちなみに、「長寿医療制度」という通称があるのだそうな。そういえば、このネーミングでちょっとモメてた時期があったっけ・・・

リンク先の厚生労働省の解説ページを見てみたのだけど、相変わらず分かりづらいってのw 制度の概要説明がいきなりPDFファイルにリンクされているあたり、さすがに一般ユーザーに不親切なのでは・・・?

まあ、それはさておき。この制度下では、75歳以上のお年寄りが「後期高齢者」とされ、これまで加入していた国民保険や健康保険から強制的に退会→後期高齢者だけの独立した保険に加入させられることになる。で、このお年寄り向けの保険では、年金から「天引き」する形で、保険料がしっかりと徴収される点が問題点なのだそうだ。
これ、「お年寄りの医療費まで全額面倒みることはもう出来ないので、保険料は自分で負担してね」という政府からのメッセージだろう。現に、政府側の言い分としては、「医療費の適正化」も視野に入れたものらしい。確かに、病気でもないのに茶飲み話をするお年寄りはどうかと思うけれども、政府のほうも、極端に走りすりなのではないか。この制度をして、長生きすることに対する罰則だ、と糾弾していた人がいたけれども、あながち間違っていないかも・・・。

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