ライブドア(LDH)、1株あたり6500円、純資産の半分を配当で支払う!?

(2009/06/27)

ライブドアが、株主からの要請に応えて、巨額の配当(総額680億円)を出すらしい。その額、1株あたり、なんと6500円!この配当、同社が有する純資産の、じつに半分に相当する金額だそうだ。同社は、資金繰りを優先していままでは無配を続けてきたらしいのだけど、なぜ今になって、急に巨額の配当を実施したのか・・・

リンク先の記事によると、ここまで巨額の配当を行う理由として、同社は「大規模な投資計画はなく、株主に還元する」ためと回答しているという。まあ、投資などの使い道もとくにないし、株主に還元するか・・・という思いつきで配当額の増額に踏み切る企業はあるのだろうけど、それにしても、グループ全体で蓄えている純資産の半分というのは、金額がすごすぎ。

前述のように、ライブドアは、他のネット企業と同様、上場しているときから配当には慎重な姿勢を見せてきた。
2005年に書かれたブログ記事配当とは(ライブドアは何故無配当か)に引用されいるホリエモンのコメントによると、氏は「中小企業は利益剰余金内部留保して再投資に繋げたほうが資産効率いい」と当時は考えていたようだ。成長途中にある同社にとっては、配当を抑えて収益を生む投資にまわしたほうが、「企業価値」の上昇、しいてはライブドアの株価の上昇に結びつく、という考え方は、時価総額を気にする経営者であれば普通に考えそうなことだし、このような姿勢は、「成長企業なんだぞ!」というイメージ作りにも一役買うはず(実態がどうかは別として)

では、なぜ上のような配当戦略を一貫して実践してきたライブドアが、ここにきて、ありえないくらいの高額の配当を出そうという気になったのだろうか。もちろん素人である自分なんぞに的確な分析ができるわけがないので(^ ^;、ちょっと他のブログを調べてみると・・・LDHの配当の実態は資本の払い戻しなる記事を発見した。このエントリーでは、LDHが保有する通販会社「セシール」を売却する事実を引き合いに出し、ライブドアが本来の規模の小さなインターネット事業に再び回帰する際に、資本金の大きな余剰分(余り)を株主に払い戻すために今回の配当が実施されたと分析している。なるほど、そういう見方もあるのね・・・。

ちなみに、ライブドアの株式を大量に保有しているのは、モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスなどの外資系の証券会社が多いとのこと。1株6500円もの配当が出れば、これらの出資者はウハウハなんじゃないか・・・。一方、ホリエモンには、今回は配当が支払われないそうだ。

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