TALFとは? - PIMCOのTALFファンドは資金を着々と集めている模様

(2009/06/27)

米国はイリノイ州の教員退職年金が、債券運用大手PIMCOが運営するTALFファンドに100億ドル規模の資金を投じる計画を立てているという。PIMCOのTALFファンドへの投資を決定した年金ファンドは、今週に入ってから二つ目だそうな。

TALFとは、FRBが追加的に打ち出した金融政策。正式名称は、「ターム物資産担保証券貸出制度」といい、この名称を聞いただけでは自分は何のことかサッパリ分からないけど(^ ^;・・・制度の内容としては、ABS(資産担保証券)市場の環境を改善するために、学生ローン、自動車ローン、クレジットカードローンを担保の裏付けとする適格ABS(AAA格)の購入者に対して資金を融通するという救済策だそうな。

ロイターの解説によると、上述の学資ローンや自動車ローンなど、一般消費者が利用するローンのじつに4割(!)が、このABSの形で証券化されて取り引きされているが、「そもそもこのABSって本当に裏付けがあると信用していいのか・・・?」という不信感から、投資家がABSを買いたがらず、結果としてABSを通じて融通される消費者ローンの金利が跳ね上がってしまう恐れがあったという。つまり、一般消費者からすると、金利が高すぎてローンが組めないから、大学にも通わない、自動車も買い控える、といった形で、消費がどんどん冷え込んでしまう可能性もあるわけか・・・。

で、ABSを大量に保有する投資家(個人でも機関投資家でもOK)がこのTALF制度を利用すると、FRBがノンリコースベースでお金を貸してくれる。
この融資は、「お金をよい条件で融資するから、持っているABSを市場で投げ売りしないでちょうだい。あわよくば、ABSをもっと買い足してね」というFRBからのメッセージと受け取ってよいんだろう。この申し出は、投資家にとってはかなり有利(大儲けするチャンスがあるのに損失リスクは限定的)な好条件らしく、ヘッジファンドなども積極的に歓迎しているんだとか。前述のPIMCOが真っ先に名乗りを上げと報道されたのも、記憶に新しい。

なお、そもそもTALFとは複雑な仕組みであり、単純化して理解することが難しい。私の認識が間違っている可能性もあるので、あしからず・・・(^ ^;

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