ロシアの経済危機は、どの程度深刻なのか?

(2009/07/01)

ロシアの経済危機が怖いと小幡氏がブログに書かれている。氏は、原油価格の下落に伴って、ロシアの経済にショックが起こり、7月以降にユーロにも影響が伝播する可能性を懸念されているようだ。

今年3月18日付で、ロシアは経済危機で蘇るという見出しの記事が『ニューズウィーク』に掲載された。
同記事によると、ロシアは経済危機といっても旧ソ連の周辺諸国と比べたらその傷は浅く、それらの国々に対して融資や金融支援を行うことで、同地域での影響力を徐々に強めてきた。また、ロシアの資金力と軍事力は、東欧に勢力を拡大しようと試みるEUに対しても、強力な対抗馬となっているという。

しかし問題なのは、この記事のみならず前述の小幡氏も指摘するように、原油価格の下落でロシアの貯え(外貨準備)の財源を使い果たした時に、同国が示す反応だ。『ニューズウィーク』は、同国の状況を指して、「恐ろしいのは、ロシアが影響力を失ったとき、武力に頼るかもしれないということだ」と率直に述べている。

ロシアは過去数年間は上昇を続ける原油価格(1バレル100ドル超え)に支えられて好況を謳歌したが、昨年の世界的な経済危機の影響をもろに受け、株価も急落。今年2009年に入り、同国の通貨ルーブルはいよいよ差し迫った危機に直面するようになった。ロシア経済は急激に収縮してしまい、工業生産も、前年比で15%ほど落ち込んだという。過去にルーブルを買っていた投機資金が潮が引くように引き上げられてしまったのも、同国の経済危機をより深刻な事態に陥れているようだ・・・。

まあしかし、自分は心配しすぎなのかな・・・(^ ^;
投資家の中には、新興国投資の先駆者(?)であるマーク・モビアス氏のように、ロシアの株式市場に対して強気の見方を示す向きもある。モビアス氏は、今月に同国のMICEX指数が下落したのも一時的な調整であり、新たな強気相場がすでに始まっていると分析しているようだ。

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