IMFがSDR建ての債券を発行

(2009/07/04)

IMF(国際通貨基金)が、設立以来初めて債券の発行を決定したそうだ。この「IMF債」は、特別引き出し権(SDR)建てで、満期は最長で5年だという。

IMFのストロスカーン専務理事は、今回IMFが発行する債券について「加盟国に安全な投資商品を提供する」と述べており、とくに新興国各国が積極的な購入を名乗り出ているようだ。

例えば中国は、IMF債を最大で500億ドル購入する意向を表明している。続いて、ロシアとブラジルが、それぞれ最大で100億ドルぶん債券を購入する計画を発表。また、インドも購入の意向を示しているという。
これらのBRICs諸国がIMFの債券を大量に保有し、IMFに資金を供給するということは、それだけ、IMFの金融政策に対する発言権が強まることになりそうだ。今後は、欧米から選出された委員だけが好きなようにIMFを動かすことは難しくなるのかもしれない。

このIMF債で気になるのが、ドル建てではなくSDR建てだということ。
リンク先のIMF自身による解説ページによると、SDR はIMFや一部の国際機関における計算単位として利用されており、その価値は、「主要な国際通貨のバスケットに基づいて」決められるという。SDRの表示単位は「ドル」だが、その価値は、ユーロ、日本円、英ポンド、米ドルの複数の通貨で構成されている。

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