フラット35の固定金利、どのような条件で有利になるか・・・!?

(2009/12/17)

政府は、住宅金融支援機構の住宅ローン「フラット35」の金利について、来年2010年の1年間にローンを申し込んだ人に限り、金利を1%下げる方針を発表したフラット35とは、住宅機構が民間金融機関と提携した長期・固定金利型の住宅ローンのこと。住宅ローンを借りやすくし、住宅に対する需要を喚起することが狙いだという。

ここのところ、政府が正式にデフレ宣言をしたこともあり、日銀が低金利政策を継続せざるをえなくなっている現況をよいことに、変動金利で住宅ローンを組ませてマンションなどを売りつけようとする不動産業者も少なからずいるらしい。不況はこれからも長引くだろうから、日銀も金利を上げるわけにはいかないのだから・・・というのが、マンション販売会社の営業マンの言い分なのだそうな。

現在のそのようなお寒い状況を考えると、フラット35は返済が終了するまで(最長35年間)金利が一定に固定されるので、住宅ローンを組まざるをえないのであれば、いくぶんましな選択肢かもしれない。ローンを組んだ時点で、返済しなければならない金額がはっきりと把握できるし、何より、今後起こる可能性が高いインフレ時にも、金利がズルズルと上がり続けて、せっかくの(!?)インフレの恩恵を受けられなくなる事態は軽減できる。教科書的に言うと、返済時の金利が固定されていれば、通貨の価値が目減りするインフレは借り手に有利に働くのだから・・・

しかし。
そもそもの話になってしまうけど、個人的には、フラット35であれ何であれ、いまの状況で住宅ローンを組むのは、それ自体が損失リスクを背負い込む行為ではないかという気がしている。
現実問題としてインフレが起こる可能性は高く、予想通りインフレになってくれればハッピーだけど、逆に、このまま悪性のデフレが十年以上に渡り延々と継続する可能性だって、決してゼロではない。もしそうなれば、借金は自分に重くのしかかってくることになる・・・。

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