日経平均の歩み――戦後初の大暴落はいつ起こった?

(2007/05/15)

日経新聞のサイトで、「日経平均で見る株式市場の歩み」というおもしろいコーナーを発見した。
1950年に算出が開始されて以来、様々なイベントとともに、上下動を繰り返してきた日経平均。その歴史から、日本経済と株式市場の歴史を日経平均の動きから振り返るという企画の中で、戦後初の大暴落の状況が紹介されている。

1953年3月4日に、ソ連のスターリン死去のニュースが伝わり、日経新聞は、翌5日に「スターリン首相重態」と伝え、さらに「すでに死去説」「各国に異常な反響よぶ」と報道。『このニュースを受けて、東京株式市場は主力株や軍需関連株を中心に売り物が殺到』し、49年5月に東証が再開して以来、初めての本格的な株価大暴落の発端となったとのこと。初めての暴落の引き金を引いたのが、スターリン死去のニュースとは・・・。

ちなみに、この大暴落が引き起こされる数年前は、朝鮮戦争による特需効果で、日本経済が復興していた。好景気を支えに、株式市場も活況。一般大衆も参戦する株式投資ブームだったらしい(この時代に、一般庶民も株式投資を行っていたというのは、ちょっと意外だ)
しかし、いつの時代でも事情は一緒。祭りはいつか終わりを迎える。朝鮮戦争の停戦によって特需は消え去り、実体経済は調整局面に。それでも株価だけが上昇するという、お決まりの(笑)不自然きわまりないパターンに突入したあげく、とどめを指したのが、スターリン死去のニュースだったそうな。

『これによって大衆資金を動員した戦後初の株式ブームは終わりを告げました。スターリン・ショックの影響が大きかったのは、株式相場が実態を離れて、行き過ぎた状態にあったからです。』

「株式相場が実態を離れて、行き過ぎた状態」
すっごく耳になじんだ、聞きなれたフレーズ(笑) 同じような状態が、いったい、過去に何回繰り返されたんだろう・・・。たぶん、これからも、こりずに繰り返されるんだろうな。

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