ETFへの投資 - 配当(分配金)もやはり重要な要素か

(2010/10/07)

ETF(上場投資信託)を長期保有する場合、投資家が期待するものとしては、ETFの価額の値上がりによる売却益(キャピタルゲイン)であることが一般的なようだ。ただ、えてして見過ごされがちなのが、ETFの配当によるインカムゲインが享受できる点ではないだろうか。とくに海外ETFの場合、配当への二重課税の問題など不条理なハードルはあるにしても、それでもなお、ETFの分配金、配当がもたらす利回りは、投資を検討するうえで無視できない重要な要因といえるかもしれない。

例えば、ブログ「中田たろうの投資日記」の海外ETFの分配金の利回りという記事では、保有する海外ETF(EFA、EEMなど)から配当された分配金が、わずかな金額とはいえ株価の下落による損失を補ってくれる可能性があり、また、保有するETFの数量が多くなればなるほど、安定した収入をもたらしてくれる手段にもなり得る、と書かれている。
(もちろん、投資収益は配当だけではなく資産価格の下落にも左右される氏、投資タイミングにもよるのだろうけれど・・・)

ETFの中には、敢えて高配当の企業の株式を銘柄に組み入れることで、高い分配金を実現できることをウリとしている商品もある。有名どころでは、iSharesのダウ・ジョーンズ好配当株式インデックス・ファンド(DVY)。その名前の通り、公共事業や金融、石油・ガスなど、配当利回りの高い企業の株式のインデックスとの連動をねらうETFだ。2010年10月現在、DVYの配当利回りは、3.63%と表示されている。

ただし、利回りだけを見て焦ってETFの購入に踏み切るのは、ちょっと待ったほうがよいかもしれない。例えば前述のDVYは、組み入れ銘柄を高配当企業に限定しているゆえに、株式を保有する企業の業種にはどうしても偏りが出てきてしまう。これはつまり、より満遍なく幅広い銘柄を保有するS&P 500 インデックス・ファンド(IVV)などのETFと比べると、分散の程度がどうしても低くなってしまうことを意味する。この点は、良くも悪くも高配当ETFの特徴として認識しておいても、損はないんじゃないか。

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※このブログは個人の情報収集を目的として運営されているものであり、投資アドバイスや特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。その内容から生じるいかなる損失に対しても責任は負いかねます。投資は自己責任でお願いします。

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