ジム・ロジャーズ ― 「中国の経済成長からリターンを得るベストな方法は、商品に投資すること」

(2007/05/17)

「投資家が、経済成長を続ける中国の恩恵を最大限に享受する方法は、商品に投資することだ」―EngagingChinaが、ジム・ロジャーズのインタビュー記事を引用・抜粋して紹介している。

『ジム・ロジャーズ氏は、大半の時間を商品について語ることに費やしている。氏の見方は、大半の著名投資家とは異なる。中国での需要の増加がけん引役となり、商品市場に長期の上昇相場が訪れている、というのが氏の持論だ。』

ロジャーズ氏が幾度となく強調しているのは、中国の商品に対する需要は、ハンパではなくものすごい量である、ということ。この主張は、氏が数年前に書いた書籍『商品の時代』でも同じことが書かれているし、その後、ウェブサイトに掲載されたインタビューでも、やはり同じことを、口をすっぱくして繰り返している。数年間にわたって、これだけ同じ主張をシンプルに繰り返す投資家というのは、良い意味ですごく珍しいと思う。

ちなみに、これも有名な話だが、氏はご自分の娘さんにも、中国語を本格的に習わせているらしい。さらに、中国語を話す機会が豊富にある地域への移住も、真剣に考えているそうだ。これはもう、本気だ。娘さんの人生を、ある意味で中国の発展に賭けている(!?)のだから・・・。

ただし、ロジャーズ氏は、中国が何の問題もなく順風漫歩に発展し続けるとは考えていない。発展の諸段階で、必ず何度かの調整、それも、けっこう手痛い調整が入ると予測している。
氏自身も中国株を保有してはいるが、現在進行中の「経済発展の初期段階で訪れるバブル」には警告を発している。

『もし、今年のうちに中国の株式相場が再び2倍に上昇したら、明らかにバブルに突入した証拠だ。私は株を売却するだろう。店の店員が株を買うために借金しているというのは、良い兆候とはいえない』

ジムおじさんがバブルに対する警告を発する一方、中国政府によるQDII制限緩和などが奏功して、中国本土のバブル熱はもはや恐れる必要はなくなった、という意見も出始めている。その意見にも、確かに一理あると思う。
う~む、しかし・・・大学生や一般のサラリーマンが借金して株を買うような世相が続いたあげく、人々のバブル熱が「なんとなく」緩やかに引いていって、平和にソフトランディングしてめでたしめでたし・・・という天国のような(笑)シナリオは、ちょっと想像しづらい。 歴史上、バブル経済がそのように平和な終わり方をしたケースというのは、聞いたことがないし・・・。自分のような素人にはあずかり知れないところで、そのような事例が過去にあるのだろうか?

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