香港の不動産バブル、すでに「危険なレベル」に達している・・・!?

(2011/06/02)

香港の過熱する不動産バブルに対して、政府高官が相次いで警告を発している模様だ。リンク先のサーチナの記事によれば、曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は、香港の不動産価格、とくに新築住宅物件がすでに「危険なレベルに達している」と指摘。また、香港金融管理局(HKMA)の陳徳霖総裁は、利上げ圧力により金利が上昇した場合に不動産相場に与えるであろう深刻なリスクについて、再三警告しているという。

香港の金利に大きな影響を与えると予測されているのが、米国の量的緩和政策第2弾(QE2)の終了だ。米国が世界に向けて提供している潤沢な資金供給の蛇口が閉められることで、香港に流入する資金も先細りし、香港の不動産投資家の投資意欲を掻き立ててきた低金利時代に終わりを告げるとみられている。

低金利が不動産投資意欲を煽っている・・・!?

ここ数年の香港の政策金利がいかに低かったか?外為どっとコムの香港政策金利の推移のページに、分かりやすいグラフが掲載されていたので、魚拓を貼っておきたい(グラフ出典:外為どっとコム)

hongkong.gif

このグラフを見ると、2006年から2007年後半まで、7%近い水準に達していた政策金利が、2008年から2009年にかけて、ガクン、ガクンとつるべ落としのように急激に低下。2008年末から2011年5月現在にかけては、実に1%を下回る0.5%の低金利状態が、水平にずっと維持されてきたことが分かる。このように、低い金利(低コスト)で調達された資金が、香港の不動産市場にドバーっと流れ込んでバブル相場を過熱させている・・・と見ることができる。

・・・と思ったら。
住宅ローン金利の上昇に伴い、香港における住宅取引件数が5カ月連続で減少したとのニュースがブルームバーグに掲載されてた(^^;

過去に書いた同テーマの記事(参考程度)

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