投資顧問会社バンガード社のCIOインタビュー

(2007/05/17)

インデックス・ファンドの老舗投資顧問会社バンガード社でCIOを務めるポール・ヘラー氏のインタビューがZDNetに掲載された。CIO(Chief Information Officer)とは、企業内の情報システムや情報の流通を統括する責任者の役職を指す。企業の中では重要なポジションだ。

個人投資家向けのインデックス・ファンドを世界で初めて設定したバンガードは、いわずもがなだが、長期保有でコストを抑える運用哲学を最大の売り物としている。ヘラー氏によれば、同社のように低コストでの資産運用を提唱する企業にとっては、IT技術による運用コストの低減が、最適な顧客サービスを提供するうえで重要なカギになるという。つまり、技術によってファンドの運用コストを下げれば下げるほど、顧客が享受できるリターンの額は増えるということだ。

『今、Vanguardでファンドを買うと、コストは約21ベーシスポイントで、つまり100ドル買うごとに21セントになります。この数字は年月をかけて劇的に下がってきたもので、これを可能にしたカギは技術であったと考えています。』

また、ヘラー氏は、投信業界全体が抱える問題についても、技術的なアプローチで解決していく道を模索している。その問題とは、運用商品が多すぎて顧客を混乱させてしまう、ということだ。数ある投資信託や上場投信の中から顧客に最適な商品を提案するためには、提案するプロセス自体を単純化する必要があるという。

『これは非常に単純に、われわれの100以上の投資信託を並べるというものです。このサービスでは顧客にいくつかの質問をし、顧客のプロファイルをもらいます。これは非常に双方向性が高く、手の込んだインターネットアプリケーションで、その顧客にあったポートフォリオを知ることができるというものです。』

顧客ごとに資産状況などをヒアリングすることで、もっともフィットした投資信託を提案する流れが、ある程度まで自動化できるというわけだ(このようなプロセスで提案できないのであれば、逆に、商品そのものが複雑すぎるということになる・・・?)
IT技術の導入によって、インデックス・ファンドの運用コストは、もっと安く手頃になるんだろう。自分も、バンガード社の投資信託には、これからもちょくちょくお世話になりそうな気がする。ヘラーさん、頑張ってくださいまし!

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※このブログは個人の情報収集を目的として運営されているものであり、投資アドバイスや特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。その内容から生じるいかなる損失に対しても責任は負いかねます。投資は自己責任でお願いします。

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