ヘッジファンド業界で働く人々のハードな実態・・・

(2007/05/17)

先日、ヘッジファンド投資に対する誤解と幻想というエントリーを書いたが、ヘッジファンドという組織で働く人々の生態(?)や境遇について、投資銀行で働かれている方が「ヘッジファンドの巣窟にて」というタイトルで生々しく綴っている記事を見つけた。正直、ここまでとは思わなかった・・・。

例えば、名門大学を卒業後、ロング・ショート投資を行うヘッジファンドに就職し、入社4年目の25歳のアナリストが紹介される。のっけから、「4年も生き残っているのでそれなりに平均以上には頑張れているはずだ。」という書き出しもすごいが、彼の給与体系がすさまじい。

『月給から完全業績連動給。彼の去年の実績は年収約3000万円、今年は初め3ヶ月に比較的うまくリターンを上げたので3ヶ月で約2000万円もらったが、その後5ヶ月間は給料ゼロ。ロスを出しているからだそうだ。』

5ヶ月間、給料ゼロ・・・。彼は、もはや、一般的な「従業員」ではないだろう。「しかたない、今年いっぱいはベースのギャラだけでも払ってあげるか」とか、そういう発想もないんだから。損した月は、本当に給料無し。野球選手なんかよりも、ぜんぜん厳しいフリーランス契約じゃんか・・・。ちなみに、投資のリターンがプラスになるまでは月給は一切支払われず、「年末の時点で負け越していれば首になる」とのこと。この場合の給料は、はたして「月給」っていうのかな・・・。

こんな感じで、ヘッジファンド業界でそれこそ綱渡りのような仕事をしている人々が、続いて何人も紹介されるんだけど、共通しているのは、どの人も殺人的にヘビーな境遇に身を置いているということ。他の業界でも、仕事で大変な人の話は聞くが、ここまでハードな人生を送っている人たちがワラワラといる業界というのは、そうそうないんじゃないか。

『ヘッジファンドに入るだけでも普通は大変だろうが、その中での生き残り競争は想像を絶するほど過酷だ。正直、一寸先は完全な闇の中、手探りで必死に生きている人々の方が圧倒的に多い。』

『ターンオーバー(人間の入れ替わり)は3年経てば75%は首になり、100人のファンドにいれば3年で100人入れ替わるぐらい回転スピードは速い。』

3年で総入れ替えですか。ヘッドも交代しちゃうのかな。う~む、わけわからんけど大変そう・・・。自分には間違いなく向いていない世界だ。この記事読んでると、自分がとても穏やかな人間に思えてきた(笑)

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