エマージング・ファンドってどんな選択肢があるの?

(2012/06/20)

エマージング(新興国)市場へ投資するファンド、数年前と比べると、だいぶ商品ラインナップが充実してきた様子だ。というよりも、日本や欧米をはじめとする先進国の経済がめっきり停滞気味である中で、俄然、人気が出てきたんじゃないか。
ぜんぶのエマージング・ファンドを列記しているとキリが無いと思うので、いくつか、エマージング市場へ投資する手段を提供してくれる投資信託をメモ程度でチェックしてみたい。
(※当然ですが、これらのファンドの購入を推奨する意図はありません)

iシェアーズ MSCI エマージング・マーケット・インデックス・ファンド(EEM)

ブラックロックが運用する大御所ブランド「iShares」の人気ETF(上場投資信託)。新興国市場へ投資する機会を提供してくれるETFとしては、おそらく知名度ナンバーワンなのではないだろうか。

MSCI エマージング・マーケット・インデックスに連動することを目標に運用されている。中国、韓国、ブラジル、台湾、南アフリカ、インド、ロシアなど、いわゆる「新興市場」と呼ばれる国々に上場されている企業の株式を幅広く保有。2012年6月15日現在の純資産総額は320億ドルにものぼる、巨大ファンドだ。運用報酬は0.67%と記載があり、一般の投資信託に比べるとコストは割安といえるんじゃないか。

バンガード・MSCI・エマージング・マーケッツETF(VWO)

インデックス・ファンドの草分け的存在である運用会社バンガードが運用するETF。上述の「EEM」のライバル、対抗馬とも言えるエマージングETFで・・・と思ったら、純資産は約542億ドルとな!? いつのまにか、EEMをあっさりと抜き去っておりました(^ ^;
ライバルに圧倒的な差をつけた秘密は、0.20%という圧倒的に割安の運用コストだろうか・・・!?

SPDR S&P 新興国株式 ETF(GMM)

資産運用会社ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズが運用するETF。NYSEに上場されている。

ベンチマークは、新興国市場に拠点を置く企業の時価総額の加重平均型指数であるS&P エマージング BMI 指数。組み入れ銘柄は、ガスプロム、チャイナ・モバイル、ルクオイルなど。中国、ブラジル、南アフリカ、メキシコ、マレーシアなど、幅広いエマージング市場への分散投資が可能となる。

気になる運用報酬は、0.59%。GMMも、楽天証券などで取引可能。

ピムコ・エマージング・ボンド・オープン

ロシア、トルコ、フィリピン、ベトナム、エジプトなど、世界各地の新興国の政府/政府機関等が発行する債券を主な投資対象とするファンド。ファンド・オブ・ファンズ方式で運用されている。
為替ヘッジなしの「Aコース」と、為替変動に備えて為替ヘッジを行う「Bコース」の二種類のコースから選べるとのこと。

ちなみに、「ピムコ」の名前を冠している理由を調べてみたところ、当ファンドの運用の指図に関する権限を、ピムコジャパンへ委託しているということらしい。ビル・グロース率いるPIMCOと言えば債券投資、という定評があるので、このネーミングは効果的かも。

気になる運用コストだが、購入時に一定の購入手数料が必要となるほか、信託報酬として、純資産総額の1.575%がかかるようだ。個人的には、少しコストが相対的に高いように感じた。一概に運用コストが安ければよいというものではないけど、前述のETFの運用コストとも比較してみて、じっくり検討されることをオススメしたい。

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