米国Sesac社発行の債券、5年債の利回りは5%を超える!?

(2012/08/08)

債券は変わる ボブ・ディランのアルバム曲のようにという風変わりなタイトルの記事がウォール・ストリート・ジャーナル日本版に掲載されていた。ひとくちに「債券」といっても、その発行体は多種多様で、本当にいろいろな債券があるのだという。
この記事でそんな債券の一例として紹介されているのが、Sesac社という米国の音楽配信権管理会社が発行する債券だ。

同社の洒落たサイトを見ても分かる通り、Sesacは、ポップ・ミュージックの配信にかかる権利で事業を営んでいる株式未公開企業。ニューヨークで1930年に設立された大変歴史のある企業であり、ボブ・ディラン、ニール・ダイアモンド、ロバート・ジョンソン、カナダの大御所プログレバンドであるラッシュ(Rush)などの音楽を放送・配信する権利を独占的に有しているのだという。一般的な日本人にとってはピンと来ない名前かもしれないが、音楽に興味がある人であればぜひいちどレコードを聴いてほしい、良質な音楽を生み出してきた錚々たる顔ぶれだ。

で、リンク先のWSJの記事によると、今回、Sesacが発行の準備を進めている債券は、音楽会社やミュージシャンと、音楽の放送を希望する放送局との仲介を行う際に得られる手数料収入を担保とするもの。

この債券、記事には「引受会社は5年債を5.25%前後の利回りで販売しようとしている」と書かれており、米国債の昨今の地べたを這うような(?)低金利と比べると驚くほど利率が良いらしい。ただ、一般的な見方からすると担保がいかんせん風変わり(音楽業界での手数料収入というのは、やはりそのように捉えられてしまうのだろうか・・・)なため、スタンダード&プアーズ(S&P)からは、ジャンクの1段階上の「BBB-」で格付けされているそうだ(^ ^;
また、同債券は、1億ドル以上の投資可能な資産を持つ「適格機関投資家」のみが購入可能な私募債として位置づけられているという。

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