用語:「株主資本利益率」(ROE)-株主の金、効率よく使ってる?

(2007/05/19)

株主資本利益率という用語がある。英語にすると、ROE(Return On Equity)。Yahoo!ファイナンスの銘柄情報で普通に見ることができる指標だけど、財務分析には欠かせない重要なデータのようだ。はたして、どんな意味?

ROE。Return On Equity。「Equity」とは、「株主資本」の意。つまり、「株主資本に対して、どれくらい当期利益を稼いでいるか?」その効率性を計る指標だ。自己資本利益率とも呼ばれる。

株主資本利益率(ROE) = 当期純利益 ÷ 当期の株主資本

ちょっと単純化した表現になってしまうけど、会社を「金稼ぎマシン」に見立てると、投下された「株主資本」という燃料に対して、どのくらい効率的に利益を生み出しているか、というポイントが重視される。

この指標が高いと、株主からはお褒めの言葉をいただける。あわよくば、「おおっ、このマシンはよく動いてるな。よ~し、もっと資金を注入してあげよう♪」となるかもしれない。逆に、株主資本利益率が低いと、投資家にキレられる。「これだけ燃料を入れてやってるのに、何やってんの?」となる。燃料をバカスカ食うばかりで、ろくに働かないマシン。「タダ飯喰らいの役立たず」とみなされてしまうわけだ。

ちなみに、米国の投資家ウォーレン・バフェットも、投資判断を下す際には、その企業が株主資本利益を安定してあげているかどうかをポイントのひとつとして重視するらしい。

「じゃあ、この指標が高い会社は、もうそれだけで100点満点なの?」
AllAboutの解説ページによると、あながちそうとも言い切れないらしい。
例えば、利益が微々たるもので、株主資本の額も債務超過で「すずめの涙」というような会社の場合でも、株主資本利益率は大きくなるケースが大いにありうる。あくまでも割り算で求める数字だからだ。

「実はほとんど借金でした」といった悲惨な読み違えをしないためにも、株主資本が全資産に占める割合、つまり「株主資本比率」の数値とのバランスを併せて見ることが重要だそうだ。ここは注意が必要なポイントだろう。

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