高利回りの外貨建てMMFは?

(2012/10/07)

楽天証券で、日興(ニッコウ)の米ドル建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)の取り扱いを始めたようだ。運用は、SMBC日興インベストメント・ファンド・マネジメント・カンパニー・エス・エイ。
驚いたのは、その利回り。2012年10月1日時点で、0.161%もあるそうだ。ゴールドマン・サックスの米ドルMMFの利回りが0.007%となっているから、かなりの高利回りと言えるだろう。

運用手数料という観点でも、ニッコウのMMFは競争力があるかもしれない。GSのMMFは、管理報酬が年率0.85%であるのに対して、ニッコウのほうは、年率わずか0.04%だ。MMFについては、手数料が安いというのは、投資家にとって大きなメリットとなる。

楽天証券では、米ドル建てMMFで海外ETFも購入することができるので、ドルの資金はMMFで保有しておくほうが便利。となると、コストだけで比較するのであれば、GSからニッコウのMMFに乗り換えたほうが得なのかしらん?

MMFはかなり保守的に運用される金融商品(のはず)なのに、運用会社によって、なぜ、ここまで違ってくるのだろうか?

楽天証券の外貨建てMMFの商品概要・特徴のページで、GSとニッコウ、それぞれのMMFの解説を読んでみると・・・

まず、ゴールドマン・サックス・米ドルMMFの説明:

マスターファンドに投資することを通じて、高格付けの米ドル建て短期金融商品に投資し、米ドルベースの元本と流動性を確保しつつ最大限の収益の獲得を目指します。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)より「AAAm」、ムーディーズから「Aaa/MR1+ 」とそれぞれ最高位の格付けを取得しています。

ニッコウ・マネー・マーケット・ファンドの説明:

USドル、ユーロ、豪ドル、カナダ・ドル、ニュージーランド・ドル建の短期証券で運用し、好利回りを目指します。質の高い金融市場証券に投資することにより、元本を維持し流動性を保ちながら、好収益を得ることを目的とします。

同じMMFの運用でありながら、書かれている説明は、ニュアンスがちょっと違うなあ(^ ^;

自分の理解では、MMFというのは、政府が発行する短期証券だとか、高格付けの社債を中心に、リスクを抑え、とにかく元本割れを防ぐことを最優先として手堅く運用されている金融商品、というイメージがある。
そのイメージからすると、どちらかと言うと、GSのMMFの商品説明のほうが、より「MMFらしい」とは思うが・・・ニッコウのMMFは、「好利回りを目指します」と敢えて書かれているので、リスクを積極的に取りに行く運用スタイルなんだろうか?(⇒興味のある方は、ニッコウMMFの目論見書をじっくり読んでみてくだされ)

ちなみに、ニッコウMMFには、米ドルのほか、オーストラリアドル(豪ドル)建て、カナダドル建て、ニュージーランドドル建ての商品も揃っている。

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