東京建物、ハイブリッド証券発行による資金調達を予定

(2012/10/07)

準大手不動産デベロッパーの東京建物が、ハイブリッド証券を発行して総額360億円の資金を調達すると発表したそうだ。ハイブリッド証券とは、劣後債、永久債、優先株など、資本と負債の中間的な性格を持つ資本と負債の両方の性格を持っている証券のこと。
リンク先の日経の記事によると、今回、東京建物が発行するのは、劣後特約付きのローン320億円ぶん、劣後特約付き社債40億円ぶん、だそうだ。同社が公表したIRリリース資料では、これらはハイブリッドファイナンスと記載されている。

東京建物の株価チャートを見てみると、他の不動産関連株と同様、好景気が続いた2007年までは順調に株価が上昇し、2007年には1500円も軽く上回る高値を付けたものの、その後2009年にかけて急落。2012年10月現在まで、300円~400円あたりの範囲で推移している。

こちらが株価チャートの魚拓(出典:Yahoo!ファイナンス)

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同社の財政状態は、ここ数年で悪化している様子だ。

2011年12月期の決算では、1669億円の売上高に対して、有利子負債が5075億円となっていた。リーマン・ショック以前に高値で購入してしまった開発用不動産や、出資している特別目的会社(SPC)の価値が下落したため、巨額の評価像を損失として計上。東京建物、過去最大の赤字720億円に 社長引責辞任へという朝日新聞の記事によると、同2011年12月期に過去最大の赤字を計上した責任を取って、当時の畑中誠社長が引責辞任せざるを得なくなったという。

有利子負債は、今年2012の年6月末時点でも約4900億円あり、財務体質の改善を急いでいるようだ。

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