日本国債価格が急落した場合にリスクヘッジできる投資信託とは?

(2013/06/03)

先月5月の終盤あたりから、日本国債の金利が乱高下を続けている。このような状況の中で、日本国債に対する国内外の投資家の信用が失われることで、国債の利回りが急激に上昇する、つまり国債価格が急落すると警告している市場関係者(とくに債券投資家?)や経済学者もいる。そもそも、過去数年の国債相場がバブル状態だったとも言われているだけに、バブルが終焉を迎えて長期金利が急上昇する可能性も決してゼロではないのだろう。

もし仮に、このような不吉な予測が的中し国債価格が暴落した場合。機関投資家であれば国債の空売りをするのだろうけれど、個人投資家でも、国債価格の下落に賭けている金融商品へ投資することで損失リスクをそれなりにヘッジできるようだ。

日本債券ベア

T&Dアセットマネジメントが運用するファンド。同投資信託の説明書によると、このファンドの特色は、「主としてわが国の短期公社債に投資するとともに、わが国の国債証券先物取引(長期国債標準物※)の売建額が、原則として信託財産の純資産総額の5倍程度になるように調整を行い」、「ファンドの基準価額は長期債金利が上昇すると上昇し、長期債金利が低下すると下落」する。つまり、日本国債の価格が下落すればするほど収益が増えることになる。

気になる信託報酬は、年0.5565%。購入時の手数料は、購入価額の1.05%以内で販売会社が個別に定める率が適用されるとのこと。

日本債券ベアファンドは、SBI証券、新生銀行、橘証券、野村證券、マネックス証券などで購入できるそうだ。

スーパー ボンド ベア オープン 3

野村アセットマネジメントが運用する投資信託。「日々の基準価額の値動きがわが国の長期債市場全体の日々の値動きの概ね4倍程度反対となることを目指して」運用されているとのこと。

交付目論見書にある「運用実績(2013年2月28日現在)」にある基準価額と純資産額の推移を示すチャートを見てみると、同ファンドの基準価額は、2006年の時点から右肩下がりに低下している。この期間、日本国債の利回りは断続的に低下(=債券価格は上昇)してきたのだから、このベアファンドの価格が下がるのは、当然ではある。

後づけの結果論として、過去の数年間は、日本国債は非常に安全な投資対象だったと言えるだろう。そして、同時期に日本債券の下落に賭けた投資家は損を出した。
では、これから先、債券はどちらの方向に動くのだろうか?・・・まあ、そんなこと私なんぞに予測できるわけがない(^ ^; ただ、もし仮に日本国債の投げ売りが始まってしまった場合、このような投資信託を買うことで、自分の資産を多少は守れるかもしれない。

ちなみに、当然だけど、このファンドを買えば絶対に儲かるとは限らない。投資するタイミングを間違えたら元本が毀損する可能性もあり得る。
いわずもながですが、投資判断はすべて自己責任でお願いします。

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※このブログは個人の情報収集を目的として運営されているものであり、投資アドバイスや特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。その内容から生じるいかなる損失に対しても責任は負いかねます。投資は自己責任でお願いします。

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