テンプルトン・エマージング・マーケット・ファンドとは?

(2007/05/22)

テンプルトン・エマージング・マーケット・ファンドは、新興株式市場へのバリュー投資で実績を上げているファンドマネージャー、マーク・モビアス(Mark Mobius)が運用するドル建ての投資信託。テンプルトン・グループの一員であり、同氏が代表を務めるテンプルトン新興市場投資信託会社のファンドだ。

ファンドのWebページには、「エマージング・マーケットの企業の株式、もしくは、エマージング・マーケットから収益を上げている企業の株式に投資することで、長期にわたる資本の成長を目指す」とシンプルな解説が掲載されている。

ところで、運営責任者のマーク・モビアスってどんな人物なんだろ? ツルツル頭のスキンヘッドがトレードマークのこの投資家について、マーク・モビアス(Mark Mobius)からの特別寄稿というページに詳しく紹介されている。

モビアス氏は、それこそ30年近く、新興市場への投資を熱心に行ってきたそうだ。新興市場への投資は今でこそブームになっているけど、昔は、得体の知れない外国の国に資金を注ぎ込むなんていうのは、「危険で玄人向けの投機」と見なされていたんじゃないか・・・。現に、新興国の株式市場は、1990年代に数度に渡って暴落している。氏自身も、新興市場への投資には、「アインシュタインや、ましてやウォーレン・バフェットのような頭脳よりも必要なものがある。それは強靭な神経だ」と述べているくらいだ。

そんなヘビーな環境で果敢に投資を続けてきたモビアス氏は、尊敬の意味も込めて「新興市場投資のインディ・ジョーンズ」という何やらすごい異名もとるらしい。

『新興市場は現在までに3度の大崩壊を経験している。氏はこうした市場の好不況の荒波に敢然と立ち向かい、30年にわたって生き残ってきたのである。なぜモビアス博士は新興市場への投資を続けるのだろうか?それは、ひとえに氏の投資哲学による信念があるのだ。いわく「米国よりも他の国のほうに、はるかに経済成長の可能性がある」。』

モビアス氏の投資に対する基本スタンスは、割安株でバリュー重視、そして長期保有。
また、PBRやPERといった指標で見る場合、(本当の意味で手垢がついていない)新興市場の株価は割安だ。しかしその反面、政情不安などのリスクは当たり前だけど高い。そんなリスクに対するヘッジ手段として、モビアス氏は、企業統治と少数株主に対する企業の姿勢を慎重に検証するそうだ。これらの条件が一定以上の水準をクリアしていれば、「政治的に高いリスクがあっても投資することがあり得る」とのこと。

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マーク・モビアス氏、ロシアの株式市場で割安株を探しているとの報道

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