用語:物価連動債券(インフレ連動型債券)とは?

(2007/05/22)

物価連動債券とは、物価上昇率に応じて元本が調整される債券のこと。インフレ連動型債券とも呼ばれ、その名の通り、債券の安定性は確保しながら、インフレ時のリスクヘッジに対応できる投資商品だそうな。1981年にイギリスで発行開始されて以降、欧米諸国を中心に発行が増加しており、現在、市場規模では米国が最大とのこと。各政府が発行する国債と、企業が発行する社債がある(→よりマニアックな理論が知りたい方は、財務省の物価連動国債の商品設計など参照されたし)

物価連動債は、元本が物価の変動に連動して調整される仕組みになっているようだ。もし物価が上昇すれば、元本が増加し、利息の額も必然的に増える(ただし、利率は変わらない)。つまり、インフレになれば、資産価値の目減りを食い止められたのでめでたしめでたし。逆に、予想に反してデフレになれば、損をするというわけだ。

物価が下落すれば、元本も利息も減少し、場合によっては、償還時に元本割れする可能性もあるらしい。また、インフレがいっこうに進行しない場合、通常の債券に投資していれば得られたはずのリスク・プレミアムは享受できない。変動幅は少ないものの、ある意味では「インフレに賭ける」投資家のための金融商品といえるのかな。
ちなみに、個人投資家は、この種の債券自体を購入することはできず、ファンドでのみ投資が可能なようだ。また、世界的に低インフレが続いてきたため需要が少なく、同類の商品自体の数はそれほど多くないらしい。

物価連動債を組み込んだ投資信託の一例としては、マネックス証券が販売する世界物価連動国債ファンド(物価の優等生)がある。販売手数料がゼロのノーロード・ファンドで、運用は米国のバンガード社が行う。投資信託の受益証券への投資を通じて、世界の主要先進国が発行する「物価連動国債」に幅広く分散投資を行う、とのこと。

将来的にインフレが進行しそうだと確信が持てたときには、普通の株式や債券よりも、最適な投資先として検討できるかも・・・。

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