シリコンバレー企業の株式も包含する、中国の「大経済圏」

(2007/05/03)

中国本土への株式投資で成果を出している企業家兼投資家、ティム・ハイドルン氏のインタビューがForbesに掲載されていた。
ハイドルン氏の指摘によれば、「“中国に投資する”というのは、必ずしも中国本土の企業に投資することだけを意味するわけではない。シリコンバレーの企業も、中国の経済成長の恩恵を受けている」という。

『最も適切な例は、中国での需要の高まりを受けて利益を享受している、エネルギーや金属業のグローバル企業でしょう。韓国のPOSCOなどが一例です。』

多くの人が見過ごしがちなのは、中国本土の経済は、「大中華経済圏」のほんの一部だということです。そこには、台湾や香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、果てはカナダや米国まで含まれます。中国経済は、中華人民共和国の籍を持たない「外国にいる中国人」からの投資によって発展してきたのです。

もしあなたが台湾なり香港の企業の株式を持っているのであれば、あなたは、大中華経済圏の一部を所有していることになります。シリコンバレーの多くの企業の株式も、中国の経済成長の恩恵を受けている株式といえるのです。

中国への投資というと、「中国株」という言葉が浸透していることからも分かるように、「中国の企業の株式を買うこと」と考えていた。 せいぜい、「日本の製鉄業も中国で儲かっているから増益かな」と考えられるくらい。これが精一杯。

中国とカリフォルニア。距離が離れているので、すぐにはピンとこないけど・・・言われてみれば、なんとなくイメージは分かる。シリコンバレーのハイテク企業だって、中国にサービスは輸出しているわけだから。

めぐりめぐってグルグル回っている利害関係の循環というか、相関関係を、もっと柔軟に、視野を広げて見てみたら?という、自分にとってはちょっと新鮮な視点を改めて教えてくれる記事。

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