借金し、レバレッジをかけ、配当を支払う――状況は1920年代の企業と同じ!?

(2007/06/09)

「どうやら、いまの世界の好景気は本当に「借金」によって成り立っているのかも・・・」素人ながら、そう考えさせられてしまう記事を最近目にした。

最初にご紹介したいのは、wha_man3さんの借金をして、配当する、、、、100年前からやってる悪弊というエントリー。株主であるファンドからの「とっとと増配せいや!」という要求に応えようとして、借金した金で追加の配当を支払う・・・という企業の姿は、1920年代のやり方とまったく同じであるという。

"借金する=>増配する=>株価が上がる=>新株発行する
自分の持ち分を薄めていくのですから、"Exit"という意味では、現在のヘッジファンドが盛んに言っている、『企業の借金増加、レバレッジ・アップ、増配という要求3点セット』は、100年前の企業のレバレッジ増加と本質的には何も変わりません。"

1920年代といえば、企業がつかのまの反映を謳歌し、結果として世界恐慌を引き起こした「あの時期」にあたる。

自分は経済の素人なので何もエラそうなことは言えないけど、wha_man3さんが批判しているファンドのやり方、これ、世間一般で言う「たかり」以外の何物でもないでしょ。もしくは、「ヒモ」?(w)
株を買うファンドにとっては、借金漬けになった企業が、その後どうなあるかなんて、知ったことではない。「ファンドは、配当もらったら、99%のファンドが、サッサと売り抜ける」のだから・・・。

「借金漬け」という話で、記事をもうひとつ。
ロバート・キヨサキ氏は、借金好きというコラムで、プライベート・エクイティが企業に「手当たり次第に」融資しまくっている現状が、もはや危機的なバブル水準にまで達していると警告する。

"このようなプライベートエクイティによる膨大な融資の明らかな問題点は、それが政府の組織やその他の規制機関の目の届かないところで密かに行われているということだ。この実態の分からない世界では、度胸のある者が莫大な利益を上げたり、莫大な損失を被ったりする。最近では、壊滅的な損失を被ったヘッジファンドのアマランスアドバイザーズの例がある。"

ドイツがヘッジファンドを規制したがっている理由のひとつは、ここあたりを懸念してのことなのかもしれない。
「実態が分からない借金」といえば、数年前までは、似たような問題を日本の新聞でも頻繁に目にしたなあ(w)

さらに、キヨサキ氏は、「負債のバブルが崩壊したときには、世界的な不況、場合によっては恐慌を引き起こす」可能性も指摘している。世界経済が急速に収縮する事態が起これば、資産価値の減少も避けられない。実態のよく分からない借金をしまくって「ウハウハ」フィーバーしまくる楽しい時間を謳歌したツケは、いずれは必ずやってくる、というわけだ。

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