リスク測定指標「シャープレシオ」に欠点はない?どのくらい信用できるの!?

(2007/05/03)

ヘッジファンドが自らの運用成績を測定する際に重用しており、小難しい金融本でも著者が真顔で紹介しているリスク測定のための指標、シャープレシオ。しかし、実はこの指標には欠点があり、投資家が取っているリスクについて何も教えてはくれない―そのように穿(うが)った見方をする投資家もいるらしい。
以下、ロイターの記事から引用。

『シャープレシオは、リスク調整後の収益を測るための指標であり、その値は、収益リターンから無リスク金利(通常は米国債の利回り)を差し引き、標準偏差で割って求められる。
近年、この指標は、株式よりもヘッジファンドに投資するほうがリスクが小さいことを、年金ファンドなどの投資家に対して説明する際に利用されてきた。

しかし、マサチューセッツ大学アマースト校の不確実性科学の教授Nassim Nicholasによれば、「シャープレシオはマーケティングのために使われているだけ。洗練されているように見えるが、ボラティリティはリスクを測定する際に役に立つ指標とは言えない」

問題の根っこにあるのは、経済学や金融学が確固とした科学であるという前提ではないだろうか。』

私は、個人的には、「結局のところ未来を完璧に予測することなど不可能」と考えている立場。 なので、この記事にあるように、「シャープレシオって、実はちょっといいかげんな指標だったりして・・・」という主張を読んでも、とくに驚きません。「ありゃ、そうなの」という程度。

シャープレシオって、「いかにも金融エリートが書きました」(笑)というような、まじめな資産運用の本でも、したり顔して語られている印象がある。
高級そうな装丁の、ハードカバーの投資関連の書籍。それこそ、子供のときから秀才で金儲けだけ追求しているマジメなビジネスマンの人ほど、こういう指標を真に受けそうな気がする・・・のは私だけ!?

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